
9.ポスタ-の紹介
-川崎から公害をなくす会とは-
本会は、1969年5月発足以来今日まで、大気汚染を中心に、川崎からすべての公害根絶と被害者の完全救済を求め、大企業や行政との交渉、学習・宣伝、測定・調査活動などに取り組んできました。その結果、煤塵や硫黄酸化物は大幅に改善され、浮遊粒子状物質・窒素酸化物も改善傾向が見られるまでになりました。公害関係諸制度の充実も、一定図られてきました。
いかし、公害はいまだに解決されていません。光化学オキシダントや酸性雨が未解決なのはもちろん、人体に一層有害な微小粒子状物質(pm2.5)やナノ粒子、最近社会問題なっている二酸化炭素(地球温暖化物質)などの問題が山積しています。他方、周知のように、ぜんそく・慢性閉塞性肺疾患などによる市民の公害被害も増え続けています。
近年、地球環境問題におされて公害問題が軽視されている風潮がありますが、公害は環境と深く関わっており、すべての環境問題の基底にあることの理解が必要であると考えます。いまや、南部や中部だけでなく、公害は市の北部へと拡がっています。
皆さんの活動と連帯し、引き続き奮闘していきます。
2010年10月
公害は発生源で除去することを原則に、企業や行政へ働きかけるとともに、市民自身がその実態を調査・監視し、また、啓蒙や教宣活動などを行っている。
活動目的
大気汚染をはじめ、川崎からすべての公害の根絶と被害者の完全救済、市民誰もが健康に生きられる環境を取り戻すことを目指して設立した。
活動PR
企業や行政との交渉等により、硫黄酸化物(SOx)や浮遊粒子状物質(SPM)など、一定の改善をみせているが、窒素酸化物(NOx)や直径が2.5μm以下の微小粒子状物質(PM2.5)、光化学オキシダントなど残された課題も多い。また、近年地球温暖化がすすみ川崎市内でも都市の温暖化等により、多くの熱中症被害者も年々発生している
。ぜん息だけでなく、こうした公害被害者も増加しており注意と監視が必要だ。
【設立日】
1969年5月24日
【会費の有無】
有り(年会費1,500円)
【代表者情報】
代表者名:神戸 治夫(かんべ はるお)
【事務局情報】
名前:鷲北 栄治(わしきた えいじ)
住所:〒210-0006 神奈川県川崎市川崎区砂子2-8-1 シャンボ-ル川崎互恵ビル512
FAX番号:044-233-4689
毎月1回の定例幹事会を開催、ほか随時