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川崎読書サークルの8月例会は、磯田道史著の「無私の日本人」の読後の感想を語り合い、おおいに盛り上がりました。次会は10月9日(木)「暗幕のゲルニカ」に決定

活動報告概要

「無私の日本人」は古文書による歴史的事実を骨組みにした歴史小説。古文書解読のプロである磯田氏の、江戸時代の武家支配の実態の解説を交えながらのストーリー展開は説得力があり、興味深く読み進めることができたとの評価。三篇のうち、冒頭の「穀田屋十三郎」は映画化(タイトルは「殿、利息でござる!」)もされ、原作にかなり忠実な良い作品との評価で、読書会の話し合いを一層盛り上げてくれた。
次回、10月9日(木)は原田マハ著のアート・ミステリー「暗幕のゲルニカ」(新潮文庫)に決まりました。