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川崎読書サークルの第8回例会(川崎市教育委員会後援)は猪瀬直樹著「昭和16年夏の敗戦」の読後感を語り合う刺激的で楽しい会になりました。

活動報告概要

中原市民館一階、市民活動センターにて開催。

昭和16年4月、軍人5人、官僚22人、民間企業から6人、ベスト・アンド・ブライテストの研究生を集めて総力戦研究所が活動を開始する。

各研究員はその出身母体から重要・極秘情報を持ち寄り、研究に資する。昭和16年8月27日、研究生で組織する模擬内閣は、首相官邸にて第三次近衛内閣と対峙し、対米英戦についての研究結果を発表した。その結論は「12月中旬、奇襲作戦を敢行し、成功しても、緒戦の勝利は見込まれるが、物量において劣勢な日本に勝機はない。長期戦となり、終局ソ連参戦を迎え、日本は敗れる。だから日米開戦はなんとしても避けねばならない。」しかし現実は戦争に突入してしまう。

そこに至る政治の成り行きと同様なことは、企業が新プロジェクトを立ちあげる際のプロセスにも見られとの意見あり。

さらに現在・未来の日本でも起きそうな成り行きにも見えるし、国民の一人として、戦争(集団的自衛権の拡大解釈、武器輸出の増大、防衛予算増加)を拒否し続けることができるかとの指摘あり。