3月27日(金)川崎市役所本庁舎にて「令和8年度施策要望」の回答を受け取り、意見交換を行いました。川崎市からは健康福祉部長をはじめ、担当部署の課長や担当者が数名出席され、当会からは三役が出席しました。当会からの施策要望、川崎市からの要望回答の内容については、当会ホームページをご覧ください。
事前にお伝えしていた質問事項を中心に意見交換を行いました。質問事項としては、次の5つの項目を挙げました。
1.柿生学園について
2.二十歳を祝うつどいについて
3.「グループホーム空室等情報一覧リスト」の運用について
4.田島支援学校本校・桜校の完全分離発表について
5.川崎市における居住支援の在り方について
まず、4月より指定管理者が社会福祉法人ハートフル記念会へ変更となる「柿生学園」について。3月中旬より新体制での運用が開始されており、旧職員による引継ぎ・後方支援も行われています。3月31日までは旧職員も、できる限りのサポートをしてくださるとの報告がありました。市からは、今後も定期的なモニタリングを実施し、総合リハビリテーションセンターとも連携しながら、運営が安定するまで特に注視して、見守りを継続していくとの説明がありました。
次に、「二十歳を祝うつどい」について。本年1月にとどろきアリーナで開催された式典では、事前申込み34名に対し当日参加は20名でした。一般参加者とは別に受付を設けた個別対応や、優先席の設置により車イスやストレッチャーも参加可能とされ、3階の思いやりスペースでは、モニター越しの参加にはなってしまいますが、個室・畳・ベッドと多様な形で参加できるよう配慮がなされていました。令和9年はスタジアムでの開催、それ以降の会場は未定とのことです。スタジアムは一部屋根のない部分があります。天候不良時や寒さ対策など、本年同様、様々な配慮を検討していただきたいと思います。
(Uvance とどろきスタジアム by Fujitsu = 旧 等々力競技場)
昨年11月より運用が開始された「グループホーム空室等情報一覧リスト」について。これは一般に公開されているものではなく、相談支援センター等の関係機関で共有されています。グループホームの課題として、「空室があっても入居できないケース」「障害特性によるマッチングの難しさ」「重度の方に対応できる住まいの不足」といったことが確認されています。可能な限り、判断の参考となる情報をリスト化するべく協力を呼び掛けたところ、ほぼ全ての事業所から情報提供があり、始まりとしては順調に機能しているとのことです。今後は6か月間の運用結果を踏まえ、5月頃に検証が行われる予定です。
4は教育委員会、5はまちづくり局、いずれも担当部署が同席していないため、お話を聞くことはできませんでした。
その他、なかなか進まない「24時間の相談支援体制」については、単一施設での整備ではなく、今ある資源を活用した「面的整備」と視点を変えて、協力事業所の登録を開始したとのことでした。
卒業生対策として、「生活介護施設は増えているのか」の質問に対しては、民間の事業者の参入が増えている。本年度も何とか卒業生全員の所属先が決定したとの報告がありました。また、利用者の高齢化等により、施設が就労継続支援B型事業所から生活介護事業所へと変更される事例も増えてきているそうです。
限られた時間ではありましたが、今回も貴重な情報共有と意見交換を行うことができました。引き続き、川崎市の動向を注視し、より良い施策の実現に向けて、意見交換を重ねてまいります。
