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やまゆり生活サポート協会との共催研修会

活動報告概要

2月19日(木)武蔵小杉駅近くの「川崎市総合自治会館」にて、川崎市育成会手をむすぶ親の会・やまゆり生活サポート協会との共催研修会を開催しました。
 講師には、全国手をつなぐ育成会連合会常務理事兼事務局長の又村あおい氏をお迎えし、昨年に続き「親の高齢化・子の高齢化」より~本人の住まいをどのように確保するか~をテーマにご講演いただきました。
 今回は「住まい」に焦点を当て、お金のこと、通う場所の話、制度がどう切り替わるかなどについて、川崎での開催ということもあり、都市部で障害のある本人の住まいを選ぶ際に、どのような視点や可能性があるのかを重点的に話してくださいました。参加者は68名。会員と非会員が半数ずつで、若い年代の保護者や支援者の参加もあり、住まいへの関心の高さがうかがえました。


 
 障害のある方の住まいは、時代とともに多様化しています。入所施設・グループホーム・サテライト型・単身生活・シェアハウスなど、さまざまな選択肢がありますが、言葉として知ってはいても理解としては不十分であったと、又村さんのお話から改めて実感しました。今回の研修会では、それぞれの住まいの仕組みや特徴、違いについて丁寧に説明していただき、理解を深めることができました。
 また、本人が65歳を過ぎ、介護保険施設(特別養護老人ホーム・老健など)に入所する可能性が想定されます。その際は親も高齢である場合が多く、後見人は契約を担えても、住まいの選択には相談支援との関わりがとても大切であるとのお話がありました。 

「入所は衣食住や支援の全てがパッケージされているが、そうでない暮らしを望むなら、漠然としたままではダメ!どこでどのように暮らしたいのか、何を準備しなくてはならないのか、どこに話をつけなければいけないのか、全部具体化していかないと成立しない」「住まいのお試しのタイミングは家に帰れるうちに」「親なきあとでは戻る場所がない」などの話が印象に残っています。
 さらに、グループホームの整備を進めるために、どのように市への要望につなげていくかという具体的な視点も示していただき、新たな気づきを得ることもできました。また、「居住支援」という制度についての紹介がありました。これは福祉制度ではなく住宅政策であるそうです。川崎市は政令指定都市なので「居住支援協議会」が設置されており、こうした仕組みを知っておくことは大切であると教えていただきました。
 多くの学びと気づきのある、大変有意義な研修会となりました。